ビジネスモデルもブレーン・ストーミングする時代?

ビジネスモデルもブレーン・ストーミングする時代?

こんにちは、スタッフの平です。
皆さん、Canvasというビジネスモデルのフレームワークをご存知ですか?

Canvasは今までの3C、4P等のフレームワークと比較して
ひと目でビジネスモデルの要素である
「顧客」「価値」「経営基盤」「お金の流れ」が一覧できます。
(他に一覧できるフレームワークを私は知りません。)
一覧できると、どんな利点があるのかというと、
チームで、ビジネスモデルの分析、創造が非常に簡単にできるようになります。
今までよくあるパターンは、
誰かが一生懸命考えたビジネスモデルを
レビューで指摘して、はいやり直し、という感じでした。
そうではなく、このフレームワークを使うことで、
ビジネスモデルを皆でワイガヤでつくり上げることが出来ます。
今まではアイデアを出す時だけブレーン・ストーミングを行ってきましたが、
これからはビジネスモデルのブレーン・ストーミングの時代なのかもしれません。
項目数はも9個ですので
多すぎず、少なすぎといった数です。
考える順番ですが、基本は以下のとおりになっています。
1.顧客
誰に売るのか?
最も重要な項目で、顧客がいないと何も始まらない
2.提案する価値
顧客のどういった問題を解決するのか?
顧客のニーズを満たすのか?
3.チャネル
顧客と価値が決まっても、提供する方法がないと価値が顧客に伝えられない。
チャネルは5段階ある(認知、評価、購入、提供、アフターサービス)
4.顧客との関係
顧客獲得、顧客維持、顧客拡大の3種類で考える
5.収益
どうやって儲けるのか?
6.リソース
価値を提供するための鍵となる資源
リソースは所持の有無にかかわらず記載する
7.主要活動
価値を提供するための鍵となる活動
8.キーパートナー
価値を提供するために自分たちだけでは足りない部分をおぎなってくれる
9.コスト
価値を提供するためにかかる(リソース、主要活動、キーパートナー)コスト
ただし、この9項目だけでは、
競合といった外部要因が欠けていたりするのですが、
それを補う方法はまた次回ご説明したいと思います。
↓のページの最下部から一章の試し読みが可能ですので、
興味がある方はぜひ御覧ください。
http://www.seshop.com/1satsu/businessmodelgeneration/
YouTubeでもCanvasについて解説されているものもあるので、
そちらも見られたらどうでしょうか。
それでは、本日はここまで。
またご会いしましょう。
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明日は平田君です。

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