『未来がYesと言っているか?に耳を澄ます』

『未来がYesと言っているか?に耳を澄ます』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
久々にTumblrからの転載です。
生きていれば、皆さん、けっこう共通点があるものです。
それが故に、人と人とが繋がるだとか、集まるだとか、
さらには、集団というより群集と言うべき状態もあります。
群集というのは、時として社会システムや文化を生み出したりもします。
ですから、人が持つ共通点の影響力というのはバカになりません。
ただ、影響力というのは、いつでも「良いものか?」と問えば、
本来はただの力でしかありませんから、良いかどうかというのは、
その力の向きによってケースバイケースということになります。
さて、人類の歴史を見ると、過去の習慣を引き継ぐ習性が
様々な場面で見られたりします。
過去の習慣を引き継ぐというのは、人類にとっては大きな特徴なのですが、
それについては前提として別のエントリーを参照してください。
さて、この特徴は常に良いものかと言えば、決してそんなことはありません。
過去の習慣を引き継ぐというのは、その通りだと思うのですが、
何か新しいものを生み出す時の足かせになったりします。
よくあるのは、新規の企画を検討している時に、それを会社としてやるのかやらないのか、
という意思決定をする際に、「それの成功事例は?」という確認をする人がけっこういます。
もちろん、商売としてどこかに何かを売る場合には、それっぽい事例を見せることで、
安心して発注して頂くという、売り手のお作法があるわけですが。。。
ただ、例えば、iPhoneという製品はヒットしましたが、
もし、iPhoneを検討している時に、
「ボタン一個のケータイ電話が売れた前例は?」
なんて言い出したら、いつまでたってもiPhoneはつくれません。
人類に、「過去の習慣を引き継ぐ」という強力な特徴があるからこそ、
新しいものを生み出すには、その習慣が足かせになることを意識し、
無意識に過去に答えを求めてしまうのが人間なのですから、
積極的に未来に目を向けて考えるべきでしょう。
その考え方は未来がYesと言っているのか?
私たちの目はすぐに過去の事例、過去のデータに向かいます。
だからこそ、耳を澄ますと言うべく、
意識的に、未来から考えるべきでしょう。
今、あなたの取り組んでいることは、
これからあなたが取り組むことは、
未来がYesと言っていますか?
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Nomura