一関西人にできること

一関西人にできること

こんにちは。小沢です。
東日本大震災の被害者の方々には
心よりお見舞い申し上げます。
私は現在関西にいます。
関西でも電池と懐中電灯は売り切れですが
その他の品は探せばまだまだあります。
そんな関西にいる私ができることは
まずは募金をすること。
そして、関東の友人の御用聞きをしては物資を発送することです。
被災地はもちろんですが、その周辺の関東一帯も食料や物資がなくて困っていますね。
私個人の力では限界がありますので、
お子さんがいる方や、実家も関東で実家からの物資供給が期待できない方を優先的に聞いてまわっています。
そして私がもうひとつできること。
それは、被災体験のある関西のみなさんともう一度災害について考え、
人と人とのつながりの重要さを再認識し、
そこから共に行動してもらうことです。
本日はその試みとして、関西の近隣住民の方々と、
災害について、そしてもっと人々が絆を深めるにはどうしたらよいか
についてのミーティングを開催しました。
阪神大震災でも今回の地震でも、やはり人とのつながりが非常に重要です。
互いを肉体的に助け合うことはもちろん、
物資を分け合ったり、帰宅難民になっている人に寝床を提供したり、有用な情報を共有したり。
特に、阪神大震災のときより、今回はツイッター、mixiといったツールによって助けられたという話を多く聞きました。
リアルなつながりだけでなくネット上でのつながりによっても、多くの人が助けられている。
メディアからの情報だけでは被災者の悲惨な現状はわかっても、それ以外の生活者の声が聞こえにくいというのがあります。
しかし「つぶやき」からはリアルな生活者の声が聞こえてきました。
それにより、関東、東北圏外の人間が他所事ではなく、自分ごとのように感じて何かしらアクションを起こした人は少なくないでしょう。
阪神大震災を経験したとはいえ、関西人の多くはその記憶がだいぶ薄まってきていました。
しかし、今回の地震も原発の事故も大きな恐怖として襲い掛かっています。
さらに関西にも近々やってくるだろうと言われ続けている南海地震が控えています。
今回の地震を機に、もう一度災害の悲惨さと、そして何よりも有難かった人とのつながりと優しさを思い出し、
災害対策と人とのつながりの活性化、ひいては地域活性化のために行動していきたいと思います。
関東に戻ったら、この輪を関東でも広げていきたいですね。
頑張ろう日本!
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明日は大久保さんです。

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