『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その8?

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その8?

こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
↑過去の記事↑
■カンタンなことにこそ、個人差があらわれる■
前回に続き、ボールに近い(笑)お話です。
サッカー経験者であれば分かる感覚だと思いますが、
その選手にどの程度のスキルがあるか?
を知るには、
・ボールを止める
・ボールを蹴る
という、たった2つの単純な動作を見れば十分です。
リフティングの難しい技や、華麗なフェイントをやってもらう必要はありません。
その人のところに飛んできたボールを止める動作と
止めたボールを蹴り返してくる様子(と、飛んでくるボール)
で良いのです。
※正確に言うと、「止める」ではなく、次のプレイをしやすく「トラップする」
 ということなのですが、サッカー経験者では無い方には馴染みがないと
 思いますので、便宜上、「止める」と表現します。
特に、ボールを止めるという動作は一朝一夕では到底埋まらないほどの
個人差があったりします。
フリーキックは別として、ゲームの中では、動いているボールを
蹴ることになります。
トップスピードの中でもボールを自在にコントロールできるか否か?
の達成度によって、その選手が活躍できるゲームスピードが決まるわけです。
そして、良い指導者ほど、ボールを蹴る技術以上に、止める技術にうるさいです。
ただ、パッと見では、ボールを止める技術というのは、地味です。
多くの場合において、
ボールをどう止めたか?
よりも、
ボールを止めた後にどう蹴ったか?
のほうが注目されてしまうからです。
その意味で、蹴る技術についていえばズバ抜けていないにも関わらず、
現役中に1000ゴール以上決めたロマーリオはボールを止める技術が
素晴らしかったと思います。
↓↓参考:ロマーリオの動画

こちらを見て頂くと分かると思いますが、ボールを止めることがとてもカンタンに
見えてしまいます。
しかし、大抵はあんな風にカンタンにはコントロールできません。
少し前に、三浦KAZU選手がブログでルーニーのことを評していましたが、
「サッカーってあんなにカンタンだったっけ?」と思ってしまうのがルーニーの
プレイとのことでした。
メディア的には、C.ロナウドばっかりでしたが、
いやいや、やってるほうからすると、ルーニーのほうが真似できないんだと、
そういう目線なわけです。
もちろん、C.ロナウドも世界でもトップクラスの選手ですから、
どちらが優れた選手かということを考え始めると、軽く一晩くらいは
喧々諤々と議論できる気がしますが、
C.ロナウドの派手なプレイに比べると、ルーニーのプレイは地味です。
しかし、平凡でカンタンで地味に見えてしまうプレイにこそ、
大きな個人差がある、ということでしょう。
それは、ビジネスにおいても然りです。
メールを書く、電話をする、といった小さな行動にこそ、
大きな個人差が表れていたりします。
優れたビジネスパーソンは、ほぼ無意識にこなしてしまうことであっても、
そうでないビジネスパーソンとの違いを分析すると、それこそ、1日がかりの
研修になってしまうでしょう。
私は、セールスライティング講座をしたりもしますが、
セールスライティングの個人差というのは、ほんとうに小さな違いの積み重ねですが、
成果(反応率)で見ると、まるで次元が違ってきます。
汎用的で無意識的な行動にこそ、個人差が出てしまうということを
サッカーを通して体感しましたので、それは、ビジネスにおける何気ないシーンでも、
その事象を意識領域で考え、分析するようになりました。
サッカーの地味な面から個人差を考えて頂くと、
小さなシーンからも膨大な思考と分析を行えるようになると思います。
ビジネスクリエーターとしてのボールコントロールを上達させるには、
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明日は友部くんです。

Nomura