京都の瀬にて、東京の実を認識。

京都の瀬にて、東京の実を認識。

あけまして、おめでとうございます。
友部です。
年末年始、感ずることがあったので、
複数回に分けて書いてみます。
年末は、京都ですごしていました。
知人を訪ねて、彼の住まいに転がり込み、
未訪で心残りであった寺社を、巡ってきました。
四条河原町の鴨川を挟んだ向かいにあたる
祇園四条の南端に彼のアパートがあり、
そこを拠点に、徒歩と自転車で、
京都の繁華街を回るなどしました。
凡そ寺社仏閣と呼ばれる類は17時に閉まり、
観光客は繁華街などでの夕食へと向かいます。
現地の方々も同様で、18時に自宅を離れ、
19時頃に四条河原町あたりで待ち合わせて、
どこかしら暖簾をくぐります。
京都には四条という賑やかな場所があり、
その喧騒は、比較的同心円に広がっているようです。
22才までの若者が多い地域、働く人が多い地域、
外からのおじ様たちの多い地域、
それぞれ色はあるものの、
同心円に対する外周群という意味では同様で、
各地域は、歩こうと思ってあるけない距離ではありません。
みな、それぞれの地域への訪問を重ね、
その地域の流行の源泉などを、嗜みとして抑えたりします。
行動派の皆様などは、既知であることも多いようで、
行き交いがてら、「おおっ」「きゃぁー」などと、
良く振り返っていました。
おおよそ ある時間に、
自分に向いた地域で、起点と源泉を行き交い、
既知の仲間と肩を並べて歩くのを楽しむ街、
そんな印象を持ちました。

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