こんにちは。のむらです。

さて、今日はたまにやっているTumblrからの転載をします。

たまに、自分用に書いていたりします。

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泥棒というと、言葉のイメージは良くないという方も多いでしょう。

でも、良い話にしようと思いますので、しばしお付き合い頂けると嬉しいです。

さて、泥棒とは何でしょうか?

ここでは、他人の持ち物を他人の許可無く自分の持ち物にすることを、泥棒の意味と捉えておきます。

ちなみに、仏教で言われる偸盗という「悪い行い」がありますが、上記のような私たちが普段イメージするいわゆる「盗み」というのもそうなんですが、
「分不相応なものを持つこと」も含まれるので、もう少し俯瞰的に「盗み」を教えられていたりもします。

生きていれば腹を立てることもあるでしょう。

いやいや、腹が立つどころか、腸が煮えくり返る、もう、全身が沸騰状態です、
なんていう時もあるかもしれません。

私もまだまだ人間が出来ていないもので、、、
もう1年も前の話ですが、10年くらい大事にしていた傘を
とあるパーティの控え室に置いておいたのに持っていかれたことは、
未だにネチネチ言いたいくらい腹を立てています。

控え室だけに、持っていった人は必ず同じ場にいたと思うと、
もう、筆舌に尽くしがたい思いがあったりします。
いや、たかが傘とはいえ、もの凄く自分にとっては掘り出し物というか、
持ち手の革の感触や、傘を広げた時の匂いまで、
本当に大好きだったので、それだけに執着が強いのです。

しかも、長年連れ添った傘ではありますが、
実は私は超がつくほどの晴れ男なので、件の傘は年に1度くらいしか
つかうことが無かったので、非常に状態も良かったわけです。

まぁ、これは本題ではないので、このくらいにしておきましょう。

さて、私たちが腹を立てる時というのは、
色々なケースがありますが、
上述のような、「自分のもの」と思っていたものを
無断で持っていかれると、腹が立つものです。

ただ、そもそも「自分のもの」は、どこから来たのでしょうか?

よくよく考えると、自分の手元にあって「自分のもの」と言っているものは、
この世界のどこかから、今たまたま自分の手元にやってきたものです。

もちろん、所有の概念を持ち出す時には、
経済原理や人間関係を根拠にする人もいるでしょう。

しかし、経済原理、つまり、お金でもって何かを買ってきたことによる所有の概念というのは、
お金の持つ信用によって成り立っています。

そもそも、お金の信用というのは自分自身のものではありません。

もちろん、それが労働の対価だとか、何かの価値を他人に提供した見返りだというと、
自分との等価交換だと思われるかも知れません。
これが広義での人間関係ということです。

自分の提供した価値の見返りとしてお金、もしくはものが手に入るというのは、半分くらいは自分の価値提供によるものですが、
あとの半分くらいはその価値を評価する他者が自分や自分の提供した価値を信じてくれたことによるものです。

なればこそ、「何であんなもんに金払うんだろう?」
とか、「何であんな人のことを信じてるんだろう?」
なんてことがあちこちで起こるわけです。

ですから、今、手元にある「自分のもの」というのも、完全に自分で手に入れたものではなくて、
自分では生み出していない何かがかなり含まれていたりします。

そのような構図が見えてくると、もう、
「これは自分のもの」なんて思った日には、
既に、泥棒なわけです。

しかし、いかんせん、私たちはそんな構図がいつも見えるほど賢くはできていなくて、
やれ、モノを盗られた
アイディアを盗まれた
手柄を横取りされた
儲けを減らされた
自分の好きな人の時間や心を他人に奪われた
自分の思ってた未来を違うものに変えられた
傘を盗まれた(まだ言うか。笑)
と、いちいち腹を立てたりするわけです。

これは、根本的には間違ってるわけですが、
ここで自責で考えましょう、という正論は、
極めて道徳的ではありますが、
何でそんなことを言われるのかというと、
そもそも、みんな自責で考えることができないからです。
ストイックな方はそこで自責、自責、というのも良いのですが、
私のような怠惰な人間の場合は、
まぁ、所詮、みんな泥棒だから
と、捉えて平静を保ったりするのです。

もし、腹を立てたりして、どうにもこうにもカラダが沸騰する、
頭がグツグツいう、という時には、
「みんな泥棒だから」
という魔法の言葉を自分に言い聞かせてみてはいかがでしょうか?

少しは落ち着くんじゃないかと思います。

短気は損気と言われますが、
しかし、どこからが気が短くてどこからが気が長いのか、というのはよくわかりませんので、
とりあえず落ち着けば良いと思います。

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明日は樋口くんです。