凡人が競争に勝つ王道はウサギとカメの話

凡人が競争に勝つ王道はウサギとカメの話

こんにちは。のむらです。
ウサギとカメという話があります。
有名な話なので聞いたことがあると思いますが、
Wikipediaのあらすじによると、

ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまった。ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。

となっています。
ここから油断するなというウサギの側の教訓が導き出されたり、
ゴールに集中すること、という教訓が導き出されたりという話があります。
それらも大事な教訓だとは思いますが、
今日、注目したいのは、
「投下時間」
です。
距離=速度×時間
という公式を算数で習ったと思いますが、
これはもう少し正確に表現するなら
「移動している時間」
なんですね。昼寝をしている間は進みませんから。
ウサギとカメの場合は速度が違うという話ですから、
「移動している時間」
はカメのほうがかなり多いわけですね。
生きていれば、
天才的な人に会うことも多いでしょう。
仕事の場面や会議等でも、
「こんなに気の利いたことを自分より早く言えるのか」
と、驚くこともあるかもしれません。
仮に、これを頭の回転の速さの差によるものだとしたら、
その差を縮め、自分が活躍、その場に貢献するとなると、
投下時間を増やすしかありません。
要は、気の利いた意見がすぐに言えないのだとしたら、
「人よりもたくさんの時間をつかって考える」
ということが必要なのだと思います。
便利なもので、頭をつかって考えるというのは、
物理的な制限を受けません。
歩きながらでも、風呂に入りながらでもトイレに入りながらでも
頭をつかって考えることはできます。
裏を返すと恐ろしい話でもありますが、、、
例えば、メールを打って連絡する、だとか、
資料を作成する、という事務仕事であれば、
手を動かすという物理的な制限がありますから、
手を動かした分の成果物は見える化できます。
一方で、頭をつかって考えた場合の成果物は、
物理的に残るものはかなり限られています。
ということは、その人がどれだけ頭をつかって考えることを
サボっているかというのは見える化しないのですね。
ウサギであれば居眠りしていた自覚がありますが、
頭を使って考えることをサボっていたことに関しては、
自覚ができないわけです。
ということで、
もしも「考えた結果」で、あまり他人に貢献できていないとしたら、
「頭が居眠りしている時間」
というのを見つけ出して、
そこで時間を投下し続ける習慣をつけるのが良さそうです。
自分はカメだな、と思ったら、
時間の投下をすることをお勧めします。
ちなみに、、、
自分はウサギです、と、才能に恵まれた人であればこそ、
やはり時間を投下することで、
より大きな価値を生み出せるわけですから、
やっぱり時間の投下というのは大事だと思います。
そして、自分自身にとっては、こうやってお題を設定して
思考を言語化することで少しだけ頭が鍛えられているわけでもあります。
世の中にウサギとカメしかいなという世界観は間違っていて、
世の中には、
1.走るウサギ
2.サボるウサギ
3.走るカメ
4.サボるカメ
というのがいるんですね。
こと、「頭をつかう」ということに関しては、
4が最も多数派になると思うので、
どんな人でも心がけひとつである程度は抜きん出ることができたりします。
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